どんなパンを作ろう~食卓調査~

まず行ったのは食卓調査。
お客様の毎日の食卓では、実際に何がどのように食べられているのだろうか?。アンケートの結果、朝食によく食べられているのは食パンが半数以上でした。さらにその9割の方が、トーストして食べていることがわかりました。

朝の食パンおいしいトーストの仕方

岡山工場の竣工が2005年5月に決定したとき、竣工記念として新しい食パンを発売しようという企画が発足しました。
この企画を進めるにあたって、どんなパンをつくっていくのかということと平行して行われたのがアンデルセンパン生活文化研究所が主体となって行った食卓調査です。


アンデルセン・パン生活文化研究所 三山雅代さん
アンデルセン・パン生活文化研究所 三山雅代さん(当時)
三山さんは商品企画の立場で最後まで企画チームに携わっていて、今回この調査を行ったことが、作りたい商品のイメージの裏付けになったということでした。

食卓調査をされた三山雅代さん(当時)にお伺いしました。

この調査の目的は
家庭の朝食でパンがどのように食べられているのか、改めてきちんと数字で把握したいと思いました。実態を把握するためですね。
どのあたりをポイントにしたのですか
今回は、スーパーで主に朝食用のパンを購入されている中四国地区の女性の方300名に向けて調査を行いました。
具体的には、朝食で、どんなパンがどのように、どんな頻度で食べられているのか、朝食にどのようなメニューが登場するのか、などを伺いました。

結果についてですが

結果をひとことで言うと
朝のパンの顔として、食パンは私達が思っていた以上にたくさんの人に食べられていました。色々な種類のパンがうられていますが、朝食の中心はやっぱり食パンなんだ!と認識を新たにしました。
特に感じたことは
食べ方の主流はトーストでした。 朝忙しいと言っても皆さん、トーストしてバターやマーガリンを塗って召し上がっています。 食パンはトーストして食べるのがおいしい...というのがお客様の生活にしっかり定着している結果ではないかと思います。 また、厚切りのパンも人気が高いと言われていますが、中四国地区では、全体の半分以上の方は6枚切りの厚さのパンを食べていらっしゃる方が多かったですね。
今回の調査でよかったことは
どんなパンを作ろう~食卓調査~ 調査結果実際の状況が数字であらわされたことで、なんとなく想像していたことや疑問に感じていたことがはっきりとして、方向性が見えたということではないでしょうか。

みんなの思いがいっぱいつまった「朝の食パン」。