

寒く薄暗い冬が続く国、北欧の国デンマーク。
春の訪れを心待ちにしながら過ごすこの国には、2月に“ファステラウン”というお祭りがあります。
まだ日本では広く知られていない、この時期のデンマーク流の楽しみ方をお届けします。
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北欧デンマークで16世紀ごろから始まった、イースター(復活祭)の7週間前の日曜日に行われる伝統的なお祭りです。厄を払い、春を呼ぶ行事として親しまれている、大人も子供も楽しめるイベントです。
イースター前の『謝肉祭※』にあたるお祭りと言われ、断食をする前に、楽しく遊ぼう!と、催されます。
※謝肉祭…キリスト教の復活祭の準備期間として、肉を断って心身を清める四旬節を前に催されていました。 -
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今では宗教的な意味は薄れて、子供たちが仮装して、学校や教会、集会所などに集まり、お菓子の入った樽を叩き割り、こぼれ落ちたお菓子を分け合って楽しむなど、楽しい行事として親しまれています。
2026年のファステラウンは2月15日の
日曜日。
カラフルな装飾で、街のいたるところ
が華やかな春色になります。

- ファステラウンの時期限定で楽しむ菓子パンが“ファステラウンボーラ(Fastelavnsboller)”。
“ボーラ(Boller)”とは“丸いパン”のことです。 -
デンマークでは、ファステラウンの約一ヶ月前から、街のベーカリーそれぞれに工夫を凝らしたファステラウンボーラが並びます。
ふんわりとした生地でクリームやマジパンなどを包み、チョコやグレーズで仕上げた伝統的なものから、形や色、生地の食感までバリエーション豊かな現代的なものまで、さまざまなファステラウンボーラがあります。
ベーカリーごとに見た目や味が異なるので、自分のお気に入りを求めて行列が出来ることもあるのだとか。
この時期ならではの味わいとして、お祭りとともに定着した楽しみのひとつです。
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