あんぱん

現在(げんざい)の銀座木村屋総本店(ぎんざきむらやそうほんてん)が、1874年に酒種(さかだね)で作ったパン生地(きじ)に饅頭(まんじゅう)の餡(あん)を包(つつ)んで焼いたところ爆発的(ばくはつてき)な人気を集め、銀座の名物(めいぶつ)になりました。当時は白いゴマ付きのこしあんとケシの実付きの粒(つぶ)あんの2種類(しゅるい)で、桜(さくら)あんパンが作られたのは1876年だといわれています。当主(とうしゅ)木村安保兵衛(きむらやすべえ)の友人で、明治天皇(めいじてんのう)の侍従(じじゅう)をしていた山岡鉄舟(やまおかてっしゅう)が、明治天皇が水戸(みと)に来られた時に献上(けんじょう)したといわれています。

タカキベーカリーの商品

日本生まれの代表選手、「あんぱん」。最近では餡の種類もバリエーション豊かです。