ISHIGAMA

石窯パンのおいしさの秘密

外はしっかりと焼けているのに中は
しっとり・もっちりとした石窯パン
それぞれのパンに合った素材を厳選し、
素材のおいしさを引き出す
そんな石窯パンの
おいしさの秘密を紹介します。

シークレット01
厳選素材

  • 石臼挽き粉

    石臼挽き小麦は小麦本来の風味、旨みを味わえる粉。
    ゆっくり挽くことで、摩擦熱が粉へ伝わりにくくなり、小麦本来の風味を保った粉に。また、粗挽きすることで深いおいしさも加わります。さらに石臼挽き小麦には旨みにつながる灰分(※1)が、通常に製粉した粉の約2倍も含まれているので、香ばしく味わい深い石窯パンが生まれます。

    ※1 灰分とは …

    カリウム,カルシウム,ナトリウム,鉄,リンなど無機物を多く含む栄養素のこと。灰分率が高いほど、パンは水分を多く含み、重くどっしりとした食感になります。生地全体の配合や発酵状態がそろった時、パン全体の旨みに変わります。

  • 石窯パン専用粉

    石窯パンのために開発した、オリジナルの小麦粉。 ミネラルやビタミン、アミノ酸が多い 部分を残して小麦粉にしているため、一般的な小麦粉に比べて旨味が強くなります。

  • 自家製発酵種

    パン酵母と共にパンの発酵に役立ち、食感や旨みに華を添える乳酸菌。
    石窯パンの食感、風味、旨みを最大限に活かせるように独自のバランスで作り上げられた発酵の元(種:たね)が、自家製発酵種です。
    乳酸菌ならではの風味と旨味が加わり石窯パンの独特の食感、旨みが醸し出されます。

  • 新しい石窯パンには、イーストフード(※2)・乳化剤(※3)に加え、マーガリン・ショートニングを使っていません。

    ヨーロッパの伝統的なパンは、
    本来のおいしさが活かされるシンプルなもの。
    出来るだけ、余計なものを使用せず、
    シンプルに素材本来の良さを引き出すパンづくりを目指しています。

    ※2 イーストフードとは …

    均一で良質なパンを作るために利用される生地改良剤のこと。

    ※3 乳化剤とは …

    お互い混ざり合わない物質同士を、見かけ上は均一な状態にする働きをする物質のこと。
    食品衛生法で食品添加物に分類されている。

  • タカキベーカリーの石窯パンには、他にもいろんな厳選素材が!
    それぞれ味わいが楽しめるよ!

    石臼挽き小麦は小麦本来の風味、旨みを味わえる粉。
    ゆっくり挽くことで、摩擦熱が粉へ伝わりにくくなり、小麦本来の風味を保った粉に。また、粗挽きすることで深いおいしさも加わります。さらに石臼挽き小麦には旨みにつながる灰分(※1)が、通常に製粉した粉の約2倍も含まれているので、香ばしく味わい深い石窯パンが生まれます。

    • 【ライ麦】イネ科の越年草。パンの主要穀物のひとつ。
      ビタミンB1、B2、食物繊維の豊富なライ麦は、粒のまま炊き上げると、プチプチとした食感・独特の甘みと旨みが楽しめます。また、粉は乳酸菌を使った発酵の元(種:たね)との相性がよく、タカキベーカリーの石窯パンでは、自家製発酵種の乳酸菌とともに発酵させることでより深い旨みをもたらします。
    • 【レーズン】もっとも一般的なナチュラル・シードレスをはじめ、加工の方法やぶどうの種類でいろいろな味わいが楽しめます。ジューシーで甘みがしっかりあるので、くるみとあわせるものと、レーズンを楽しむもので、種類を使い分けています。
      • 石窯サルタナレーズンサルタナ種のトルコ産レーズン使用。カリフォルニアレーズンとくらべてあっさりしていて色が淡く、果物本来の香りや甘さが程よく残っており、皮は薄くて柔らかいのが特長です。
      • 石窯レーズン&くるみカリフォルニア産レーズン使用。カリフォルニアの太陽の下で天日乾燥して作られたレーズンでフルーティな甘さと柔らかさが特長です。
    • 【玄米】籾米(もみごめ)から籾殻(もみがら)だけを取り除いたお米のこと。石窯では、国産のこしひかり玄米を使用しています。玄米粉をローストすることで、より香ばしさ、旨みを引き立たせています。

    ※商品ごとに厳選した素材を使用するため、場合によっては内容が変わる可能性があります。

シークレット02
こだわりの製法

  • 手でやさしくこねるように

    生地にしっかりと水分を抱き込ませ、火通りの良いしっとりとした生地を作る為に、手づくりに近い縦型ミキサーを使用しています。

    たくさんパンを作ることが出来る、
    大型の横型ミキサーと違って、パンの種類に合った、
    適切なミキシングが出来るよ!

  • 大切な工程は人の手で

    機械で処理すると、生地は傷みやすく、ボリュームの無い食感の悪いパンになりがちです。

    特に、石窯パンでよく使われるストレート法(※1)で作られた生地は、機械耐性が弱くデリケートな為、より影響を受けやすい生地になってしまいます。

    その為石窯パンは、“キーとなる工程”を人の手で行ない、味や品質を保ち、独特の表情や風味を作り出しています。

    ※1 ストレート法とは…

    風味がよく・特有の食感がでる為、バラエティブレッドや特徴のある製品をつくる場合に適した製法です。石窯パンでもよく使われます。

    ※一部、該当しない商品もございます。

シークレット02
石窯で焼く

  • 熱で焼く“窯”

    「熱で焼く」とは、熱せられた“石”から発せられる輻射熱(※1)の遠赤外線効果(※2)を利用して焼くこと。

    そうすることで、水分が必要以上に蒸発することが無く、外はこんがり・中はしっとり、もっちりに。

    素材の風味をぎゅっと閉じ込めたおいしいパンが出来上がります。

    石焼き芋や小石と一緒に炒られている甘栗と
    同じ原理だよ!

    ※1 輻射熱とは・・・

    遠赤外線の熱線で直接伝わる熱のこと。

    高温の個体表面から低温の個体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射と呼び、太陽の自然な暖かさや、薪ストーブの熱、石窯の熱などもこれに当たります。

    ※2 遠赤外線とは・・・

    赤外線の一種で、波長が長く、人間の目には見えない光線のこと。

    赤外線の中では、遠赤外線が最も効率良く放射エネルギーを伝えます。

  • タカキベーカリーの“石窯”

    その原理を利用したのが、タカキベーカリーの“石窯”。

    熱したオイルで石板を加熱し、その上にパンを置いて焼き上げる方式で、
    焼き床となる石板から発生した遠赤外線を天井が反射し、
    熱で包み込むようにして焼き上げます。

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